ウエディングは結婚する２人にとってはたった一回きりしかない生涯忘れられないイベントの一つです。幸せと喜びに満ちあふれて式を挙げられることが２人にとっての最大の目標であり、自分たちにとっても祝福に来てくれた人たちにとっても記憶に残るものにしたいと考えて多様な企画を考えます。以前は大規模な披露宴を開くというのが一般的であり、新郎新婦の親族や友人に加えて、職場の上司を来賓として招いたり、学生時代の学校の恩師を招待したりして、つながりのあるあらゆる重要な人たちに集まってもらう傾向がありました。そういったウエディングも人気があるものの、最近ではよりこじんまりとしたものも人気が高まっています。
親族一同だけで行うものから、親族と友人までといった新郎新婦のそれぞれから十数人程度ずつといった以前に比べたら遥かに小さな規模でのウエディングがよく見られるようになってきています。豪快さや派手さといった面があった大規模な式に比べて、落ち着いた雰囲気で式を行いたかったり、社交辞令にこだわらずに羽目を外して自由な式を行いたかったりする現代的な流れが影響しているものです。こういった影響もあって大宴会場を使うことが多かったウエディングも比較的小さな宴会場やレストランを利用するということも増えてきており、内容も場所も多様化が進んできています。記憶に残るウエディングにしたいからこそ自由を大切にする動きが強まっているのです。
